テニスが好き

趣味レベルで濃くないお話

ジュニアサイズからの移行

この夏、子供はサイズ26のジュニア用ラケットを使っていました。2年程前購入したままの、メーカーが張ってくれているストリングで、1年以上前に巻いたオーバーグリップのテープも換えていないという、今考えれば、よくまぁ・・・という状態だったのですが、それでもレッドボールやグリーンドットボールなら、多少の不満はあってもコーチの出すボールをなんとか打っていけて、とりあえずは問題がなかった様に思います。軽いゲームでもそれほどマズイ感じにはならなかったはず。しかし、キャンプも半ばになってくると、年齢的にはUSTAのトーナメントだとイエローボールもありだったりするから(?)イエローボールを打つ機会が増え、小さな草トーみたいなマッチでイエローボールを使うと、素人目にもはっきりとラケットがボールに負けてしまうという事が度々起こりました。この辺のプレイヤー達はフォアハンドの長いストロークが大得意で、大人用のラケットでボールを叩く様に打ってくる事が多い為、飛んでくるボールはかなりスピードがあります。それを頑張って打ち返しているから腕が痛くなっちゃうし、ラケットに当たっていても振り切れなかったり・・・。キャンプ始めに「ラケットのサイズはそのままでも大丈夫」とコーチに確認をとってはいたのだけど(ストリングについては聞くのを忘れていました。)、いやいやいやこれはちょっと無理でしょ?テニスショップのウェブサイト(テニスラケット選び方ガイド/小学生のラケット選びについて (tennis-one.jp))によれば、イエローボールを使うのなら27インチ、ジュニア用では無理って書かれていますし、このまま腕を痛め続けるのも困ります。そんな訳で、「(コーチのアドバイスもなしに)27インチに変更」という、親への宿題が生まれたのでした。

 

1.探すのはジュニアとアダルトの中間:26.5

26.5なんてサイズは存在しませんが、あれば真っ先に飛びついていたと思います。ジュニア用に比べ、27インチは普通なサイズなので選択肢が大きく広がるのだけど、重さを考えたら、やっぱりそれほどでもなくって、候補に挙がってくるのは各メーカー2,3本って所でしょうか?色々とウェブサイトを読み進める内に、スウィング・ウェイトというラケットを振った時にかかる負荷も気にしなくてはならない事を発見!日本のサイトではありませんが、こちら(Tennis Warehouse University (tennis-warehouse.com)に主だったラケットのスウィング・ウェイトが載っています。この時点で、もう面倒臭くてギブアップ気味。

 

2.ストリングならもうなんでも良いじゃん気分

コンピューターのスクリーン目一杯に延々と並ぶストリングのパッケージを眺めていると、こんなにいっぱいの中から?と溜息が出ます。ナイロンかポリか?モノかマルチか?は割合簡単に決められるのだけど、テンションが大問題です。参考になる値がネット上のどこにも見当たりません。具体的な数値を書いていたのは、Tennis Classicのシリーズ記事:辻岡史帆選手インタビュー 日ごろどのような練習をして、どのようなテニスを目指しているのか? スイング時に気をつけていることとは?【注目のジュニアテニス選手特集⑤】 (tennisclassic.jp)などで、こういった練習量の多いアスリートの数値をそのまま適用できるとは思い難いけど、50lb以下で張っている選手もいると知る事が出来たのは収穫でした。でも、キャンプを指導しているコーチにお聞きしたら、メーカー推奨値内(50lb以上)に収めた方が良いと反対の立場を取られてしまい・・やっぱり五里霧中のまま。

 

3.グリップサイズが決め手

ラケットが~、ストリングが~、とウロウロしていたら、サクサク時間が過ぎていきます。気づいたら、もう2週間もウダウダと悩んでいる事になっていました。そんなある日、何気なく子供に(ジュニア用ラケットの)グリップを握らせたら、サイズアウト状態です。オーバーグリップテープの上からまたテープを巻けば、まだしばらくは使えるかもしれませんが、でも、そこまでするなら新しいラケットをサッサと買う方が良いはず。なので一気に、ラケットはジュニア用と同じシリーズの軽量版、ストリングはナイロン・モノ16ゲージ、テンションは52と決めました。だけど、ケチな私は一番お得な購入法を知りたかったので、またまたネットを検索です。

 

注)メーカー推奨値は50から59ですが、52でもまだ高めだと思われるので、近々、48まで落とします。

 

4.お店が遠い

店頭価格とネット価格が一緒と判明したので、ネットショップで注文することにしました。(実店舗が非常に遠いのです。)調べたのは、テニスウェアハウス: Tennis Warehouse - tennis racquets, tennis shoes, tennis apparel, string, tennis balls & rackets from Babolat, Wilson, Prince, Head, Nike, Adidas. (tennis-warehouse.com)、テニスエクスプレス: Tennis Equipment & Gear | Tennis Express、テニスポイント: Tennis-Point | Tennis Equipment, Racquets, Shoes & Clothingで、3店舗とも価格は一緒です。その中でテニスウェアハウスが1番、返品の条件が緩い感じなので、お願いしました。デモラケットの手間をスキップする以上、半分返品覚悟での注文です。(パッケージを開けなくても手にした瞬間に重すぎればわかるから、返品条件はクリアできると思っていました。)それから、テニスウェアハウスに希望するストリングがあったのも決め手でした。ただ、テニスエクスプレスだけはアマゾンと連携しているみたいなので、ひょっとしたらアマゾンのポイントがもらえたかもしれないのが心残り。

 

5.結果

同じシリーズのアダルトバージョンなだけあり、子供は気に入っています。26と打ち比べて、楽にボールが飛ぶそうです。(ジュニア用ラケットに張ってあるストリングの状態が悪すぎるので、比較すべきじゃないと思うのですけどね。)私の目から見ても、ボールの伸びや勢いが違うし、しっかり打つ事が出来ている様に見えます。しかし、サーブの練習で沢山打つと肩が痛いと溢しているので、心配です。元々、サーブが不得意なので、ラケットが理由ではないかもしれませんが、急な変化にどう慣れていくのか?見守っていきたいと思います。